( Concept )
北加賀屋を
クリエイティブが溢れるまちに。
水の都・大阪の南西部を流れる木津川。その河口付近にひろがる北加賀屋。
かつて造船業で栄えたこのまちは今、
情緒あるレトロな建造物とアートが共存する
クリエイティブなまちへと変貌しています。
北加賀屋を「芸術・文化が集積する創造拠点」へと再生する。
これが私たちが掲げる北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想です。
千島土地は、芸術文化の支援や所有不動産の活用を通して、
北加賀屋を魅力的なまちに変えていくために、様々な取り組みを行っています。
( overview )
私たちの取り組み
かつて造船業で栄えた北加賀屋は、時代の変化とともに工場の移転や高齢化による空き地・空き家問題が深刻化していました。そこで、まちのおよそ3分の1の土地を所有する不動産会社として、北加賀屋を人が集まる魅力溢れるまちへ変えていくために、クリエイティブでサステナブルな取り組みを行っています。
( story )
北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想の歩み
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01
始まりは造船所敷地の返還と、その活用。
北加賀屋を芸術や文化が集積するまちへ再生する。
この取り組みの始まりは1988年に名村造船所大阪工場が現状有姿で返還されたことから始まります。
住宅地など一般的な活用ができず、造船所跡地の活用が課題となりました。 -
02
アートとの出会い。造船所跡地の転機。
2004年、劇場プロデューサー・小原啓渡氏と出会ったことで北加賀屋に転機が訪れます。造船所跡地をアート拠点として再生する提案を受け、アートイベントが開催されることになりました。
そうして開かれた「NAMURA ART MEETING ’04-’34」は、数多くの人々で賑わい、当時の北加賀屋になかった熱を帯びたイベントとなりました。このイベントを通して、アートの可能性を感じ、北加賀屋全体を芸術文化あふれるクリエイティブなまちへ再生することを決めました。
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03
進化しつづける北加賀屋。
空き物件をアーティストやクリエイター等に安価に賃貸し、アトリエやギャラリー、ショップなどそれぞれの創造拠点として活用してもらうことから取り組みをスタート。現在では、約50の「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」に関わるスペースがあり、約150名がこのまちを拠点に活動しています。
そして今、クリエイティブを軸に、カルチャーやファッションなど取り組みの幅を広げていっています。